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日本人と若腎虚

<日本人男性と「若腎虚」>
〜男性更年期と若腎虚


読売ウイークリー(2007.11.25)に、“40〜50代襲う「死に至る病」ここで見分ける「男の更年期」”という特集記事が掲載されていますが、近年40〜50代男性の自殺者が増加しており、背景には「男性更年期」〜加齢による男性ホルモンの減少から来る勃起障害(ED)や頭痛、肩こり、ほてりなどの症状が表れる病態〜があり、過剰なストレスなどによりうつを合併するケースが増えていることが原因であると紹介されています。

また、「40代男の性は60代以下?」として、帝京大学泌尿器科の安田弥子講師が東京のサラリーマンと退職者を対象として、唾液中に含まれる「テストステロン」を測定した調査結果が紹介されています。テストステロンとは、男性ホルモンの一種で主に精巣と副腎で合成、分泌されるもので、男性の性機能に原動力とも言えるホルモンですが、一般的には加齢と共に徐々に減少していきます。ところが今回の調査の結果、「40〜50代サラリーマン」の男性ホルモン量は退職後の「60代男性」よりも少ないことが判明したというものです。記事によると、このような調査結果が出たことは、仕事などのストレスが背景にあるとしています。

さて、性機能は漢方では「腎」の機能にあたりますのでテストステロンが減少していくことは「腎」のパワーの減少=腎虚ということになります。また、加齢により腎虚が進むものですが、今回の帝京大学の調査結果はまさに「若腎虚」に悩む男性が増えていることを西洋医学的な観点からも示唆する内容となっています。


<日本人女性と「若腎虚」>
〜骨密度低下と若腎虚


2007年12月のNHKニュースによりますと、農林水産省や日本酪農乳業協会などが2年間にわたって25,000人の日本人女性を調査したところによると、20〜39歳の女性では同年代の女性に比べて骨密度が15%以上低い人の割合が、60歳以上の女性に比べて2倍近くに上り、このままでは将来骨粗鬆症に悩む女性が増えるとする女子栄養大学の教授の分析結果が報道されていました。

骨密度に関しては女性ホルモンの一種であるエストロゲンの影響が大きく、閉経後の女性では骨粗鬆のリスクが高まることが知られていますが、今回の調査では20代、30代の若い女性で骨密度が低下している人の割合が増加してきていることがわかりました。

また、別の調査でも20歳前後の日本人女性の6人にひとりは骨密度が50歳並という報告もあり、若い日本人女性の間で骨密度の低下が問題となっています。

漢方から見れば、骨が丈夫かどうかというのは「腎」のパワーに比例するとされていますので、若い女性の骨密度の低下は早期に表れる「腎虚」=「若腎虚」ということになります。因みに漢方理論では歯は「骨餘」とされ、骨密度の低下は歯の健康状態にも悪影響を与えます。

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